小僧ロップの物語シリーズ

絵本「小僧ロップのシフォンケーキ」表紙イラスト

恥ずかしがり屋の子うさぎ「小僧ロップ」と森の仲間たちの、おいしくてちょっぴりほろっとする物語のご紹介です。わたしたちが忘れがちな大事なことを思い出させてくれるかもしれませんよ。

現在、第一弾の「小僧ロップのシフォンケーキ」は店内およびインターネットショップで取り扱いしております。
ご希望の方はお問い合わせください。

小僧ロップのシフォンケーキ

絵本「小僧ロップのシフォンケーキ」は、小僧ロップシリーズの第一弾。
――恥ずかしがり屋でいたずら好きな小さなロップイヤーうさぎの”みみたろう”。ある日、「ありがとう」の練習をしていると、聞きなれない音と甘い香りがただよってきます。
みみたろうの住む森で焼きあがる、不思議なシフォンケーキの物語です。

絵本「小僧ロップのシフォンケーキ」表紙イラスト

あらすじ

恥ずかしがり屋で自分の名前が言えない小さなロップイヤーの子うさぎ”みみたろう”。
みんなからは「小僧ロップ」と呼ばれています。

いたずら仲間のりすの”ひこいちくん”と一緒に、かえるの”ぶんたくん”やへびの”つるおくん”、ねこの”ららちゃん”にいたずらを仕掛けてはかわされる日々。

森の長老”けやきじい”のそばで名前を言う練習をしていますが、自分が仕掛けたいたずらに引っ掛かり、助けてもらっても「ありがとう」と言えないことをけやきじいに指摘されます。

それから、小僧ロップの「ありがとう」の練習が始まります。

ある日、大きな声で「ありがとう」と言うと不思議なことが起こります。
聞きなれない「ピーピーピー」という音と、甘い香りがどこからかただよってくるのです。

音と香りのするほうへ行ってみると、なんとそこには黄金色のおいしそうなものが焼きあがっています。
このおいしそうなものが焼ける音でみんなをびっくりさせてやろうといたずらを思いつく小僧ロップですが――。

絵本「小僧ロップのシフォンケーキ」イラストイメージ

小僧ロップのシフォンケーキ
2020年9月30日 初版第1刷発行

文/宮下 到(鳥取県大山町在住)
絵/しま(鳥取県倉吉市在住)
発行者 宮下 到
発行所 小僧ロップカンパニー